マウスピース型装置の矯正(インビザライン)

当院では、マウスピース型矯正装置(インビザライン)を導入しております。日本のマウスピース型矯正装置の中でも最もシェアが多く、マウスピースを使った矯正の代名詞となっています。

マウスピース型装置の矯正(インビザライン)とは

プラスチック製のマウスピースで歯にぴったりフィットしているので、見た目で気づかれることはほとんどありません。
お食事や歯磨きの際には装置を取り外すため、日常生活に不自由さを感じる場面は少ないです。
「快適に過ごしたい」「矯正装置をなるべく目立たせたくない」という方にはおすすめの治療方法です。

マウスピース型装置の矯正のメリット

1

装置が目立たない

装置が目立たないことは最大のメリットになります。治療中の見た目が気になる方、人と接する機会が多い方にはおすすめの装置です。

2

来院間隔が長い

ワイヤー矯正はだいたい1ヶ月〜1ヶ月半に一度通院していただく必要がありますが、マウスピース型装置の矯正の場合は1ヶ月半〜3ヶ月の通院間隔をあけることができます。

3

処置時間が短い

基本的に装置がフィットしているかどうかをチェックして、問題がなければその日の処置は終了です。時間は約15〜30分です。ワイヤー矯正の場合は30〜60分程度の処置時間になります。

4

食事制限がない

食事の際はマウスピースをご自身で着脱していただくため、ワイヤー矯正では制限される粘着性の食べ物や硬い食べ物でも自由に食べることができます。

5

痛みが少ない

マウスピース型装置の中でもインビザライン(薬機法対象外)は、1枚あたりの歯の移動量が少ないので、ワイヤー矯正に比べると痛みが少ないです。

6

歯ブラシやフロスが自由にできる

歯磨きの時に装置を外すことができるので、歯磨きやフロスも普通に行えます。矯正治療中の歯磨き不良による虫歯や歯周病のリスクはワイヤー矯正に比べて低くなります。

7

金属アレルギーの方も矯正治療が可能です

マウスピースはプラスチック製になりますので、金属アレルギーの方にも安心して行えます。

8

スポーツや楽器の演奏も自由に

激しいスポーツでもブラケットによる怪我のリスクはありません。 また、口に押し当てるような吹奏楽器の演奏もマウスピース型矯正装置なら自由に行なえます。

マウスピース型装置の矯正のデメリット

1

1日20〜22時間以上の装着が必要です

装着時間が短いと、次のステップに移れないため治療期間が長くなったり、治療計画そのものを変更しなければならない場合があります。装着時間を心がけていただき、治療予定通りに来院してチェックを受けるなど、歯科医師の指示を守っていただくことが大切です。

2

マウスピース型矯正だけでは治療が難しい症例もあります

症例によっては、ワイヤー矯正を併用する必要がある場合もあります。なるべく目立たない治療方法もあるので、ぜひ一度ご相談にお越しください。

マウスピース型装置の矯正(インビザライン)の注意点

未承認医薬品等であること

マウスピース型矯正装置インビザラインは医薬品医療機器等法の承認を受けていない未承認医薬品です。

入手経路

マウスピース型矯正装置インビザラインは米国アラインテクノロジー社の製品であり、インビザライン・ジャパン株式会社を介して入手しています。

国内の承認医薬品等の有無

国内にもマウスピース型矯正装置として医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します。

諸外国における安全性に係る情報

マウスピース型矯正装置インビザラインは1997年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けています。

完成物薬機法対象外

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。